くん兄のゾクゾクする日記

とにかく思いついたこと、普段言えないことを書く・・・毎日書く、そして自分の存在意義を見つけ出す

映画「百瀬、こっちを向いて。」に小ゾクゾク

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画像は公式サイトより

ももクロのメンバーの
早見あかりさんが主演の映画を見てみた

別にこの女優が好きだったわけじゃなく
個人的に向井理が好きなので
なんとなく手にして見てみた

ただそれだけのこと

フタを開けてみたら
向井理はチョイ役というか
現在の向井理が過去の学生時代を
振り返る形式の物語

だから思ったより
向井理が出てこなかったのが残念


で、肝心の映画といえば
盛り上がりには欠ける至って
普通の映画という感想


ただ・・・

若い頃の不器用過ぎる
愛がそこそこに垣間見えて
「あーそんな時代もあったね~」
って思い出させる内容だった

そもそも今の俺は
どうやったら相手の心に入り込み
お互いに満足のいくような
エッチができるか?

ということをメインで考えてしまう

が、

若い頃を思い出してみると

なんか純粋なデートに
前の日から眠れなかったり
ちょっと手が振れたり
目が合うだけでドキッとしたり

なんとかこちらを
振り向かせたいと思いつつも
自分の思う通りにいかなくて
相手にいいように振り回されたり

今なら簡単に言えるのに
失敗を恐れる恐怖感から
伝えたくても伝えられなかったり

なんかそんな思春期真っ盛りの
感情が若い頃の原動力なんだろう

人生の経験を積めば積むほど
こんな感情には振り回されなくなるし
もっと刺激を求めるようになる

辛いものを食べ続けていると
舌がバカになって
もっと辛いものが食べたくなるのと一緒

寝取られ願望とかww

話が逸れ過ぎた

そんなまだ精神がまだ未熟な
この主人公の言い回し方で言うと
レベル2の時の自分を
懐かしく思う物語だと思う

RPGをやる時にリセットして
初めからゲームをしたくなる気持ちと一緒だ

そんな気持ちを味わいたい方は
ぜひ見てみれば良いと思う

とはいえ初めに言った通り
正直そんなに面白いと呼べる映画ではないので、
2時間近くも懐かしさのために
時間を無駄にしたくないと思う人はスルーで充分


最後に個人的にこの映画で
印象に残ったシーンを2つ

終盤のシーンで
主人公の男とその友人が
恋についてドーナツ屋で語るシーン

主人公の男の子が
「恋愛なんか知らなければ良かった
 この怪物みたいな感情」

抑えることが出来ない
どうしようもないレベル2らしい
感情を不器用ながらもうまく表現していて
あーあったねーそんな時もって思った

それに対してその友人が
話したこともまた印象的

「きっとその怪物はきれいなんだろうね」
って、うーん純粋

あがいてる本人にしてみたら
阿修羅のような悪魔のような燃え盛る
感情なんだろうけど

経験したことのない人にとっては
きっと清らかな水の流れの様な
精霊のような存在に見えるんだろう

神様が人によって怖い顔に見えたり
人によっては優しい顔に見えたりするのは
もしかしてこういうことなのかなって
ちょっと思ったりもした印象的なシーンだった


そして2つ目は
本当に最後の方のシーン

向井理が久しぶりにあった先輩(中村優子)に
過去の真意を聞き出した時のその先輩の仕草

個人的には俺の映画史に残るぐらい
脳裏に焼き付けられたシーンだったかも

この中村優子さんって人は
全然知らなかったけど
色っぽい演技するな-って思った

中村優子さん

www.decadeinc.com

映画って何本見てもストーリーを
結構忘れちゃうって人が多いと思う

俺なんかはたぶん1ヶ月したら
この映画のストーリーも思い出せないかも

でもたとえワンシーンでも
人の印象に残る場面を
撮れるってことが平凡な映画だったとしても
ある意味成功なのかも・・・


んじゃまた!

PS

あっ早見あかりについて
何も書かなかったけど

個人的にはうーんって感じかなー
これは単純に好みに寄るんだろうww