くん兄のゾクゾクする日記

とにかく思いついたこと、普段言えないことを書く・・・毎日書く、そして自分の存在意義を見つけ出す

石田衣良の小説「娼年」にゾクゾク

石田衣良の小説「娼年」を読んだ
一気読みするほど面白かったので
ちょっとシェアしたい

娼年 (集英社文庫)

娼年 (集英社文庫)

 

 

そもそもなぜこの本を読み始めたのか?

理由は有名な小説家から
自分の心を人の心を掴む表現方法の
語彙をもっと増やしたかったから

このブログ読んでくれてる人は
ほとんど居ないけどそれでも読んでくれる
人ならば俺の拙い表現はご理解頂けると思う

こういうブログを書いてると
ただWEB上にゴミを増やすのではなく
やっぱり少しでも多くの人に
俺の意見を見てもらえたら嬉しい

という気持ちが初めはあまりなかったけど
書けば書くほど湧いてくるようになる

だから難解な表現ではなく
誰でも心をつかめるような
わかりやすい表現で
且つ人の心をつかめる言葉を探したくなる

だから小説を読もう

と思ったのがきっかけ

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で、

前置きが長くなったけど
あらすじを言うと

セックスにも女にも不自由はしてないけど
そこになんの楽しさも見いだせない大学生のリョウ

そんな彼がとある女性向け
会員制ボーイズクラブ
オーナー・御堂静香に誘われて
娼夫の仕事を始めるという話

このクラブで様々な性癖の女性と
彼女らに接することで起こる
リョウの心理の変化について描かれている

んで、実際にこの娼年を読んでみて
ち◯こがおっ立つ程のエロい描写は
ほとんどなく

むしろ女性たちが欲望を
どこまで純粋に追い求めるかを
一般的にはすごく歪な性欲なんだけど
それを出来る限りグロさを無くし
とてもきれい描かれている

女性が年齢を重ねることで持つ
飽くなき性欲への追求が
見ていてとても分かりやすく
そして爽快さすら感じた

最近の漫画とかは無駄にグロい描写が多くて
すごく辟易してるところがあるんだけど
一歩間違えれば下品な内容をこの様に
描く石田衣良さんはさすがです

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さて、俺的特に印象に残ったシーンが2つ

一つ目がおしっこをしながらじゃないと
エクスタシーを迎えられない
超インテリ女性の言葉

「どんな快感でもいつか慣れてしまう
 見ず知らずの男におしっこを見せるだけでは
 満足しないようになった」

ここ共感するわーー

あっ別に俺がおしっこしながらじゃないと
逝けないとかじゃなく
どんな快感もいつか慣れるってことね

もし世の中に興奮するという感情を
20代までリセットさせる薬があったら
俺は今すぐにでも飲みたい

孔雀王」とか「みんなあげちゃう」って
漫画をズリネタにすればすぐに逝けたし

初めてのセックスの
射精の瞬間なんて
一生忘れられない快感だった

でも、、、
「どんな快感もいつか慣れてしまう」

普通のプレイだけじゃ物足りなくなって
もっとマニアックなプレイに走るようになる

その飽くなき欲求との戦いは
おそらく男より女のほうが
求める傾向が高いのではないかと思う

俺は男だけど女に負けず
どんなに年老いても性欲には純粋に
求め続けていきたいなと改めて決心した
(何の決心だ??w)

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で、もう一つの決心・・
じゃなくて印象に残ったシーンが
主人公リョウが同僚のアズマ(男)に
身体中を攻められて絶頂に達するシーン

ここではどんな攻め方なのかは敢えて載せないけど
実は俺もこれと全く同じ攻められ方を
札幌すすきののとあるお店で体験したことがある

究極の寸止めプレイ(もちろん相手は女だよ)

テクニックだけで
あんなに気持ち良かった経験は
今のところどんなに過去に遡っても無い

残念ながら今はその店は無いので
ここで紹介することは出来ないが
あの時のプレイが出来る人がいれば
ぜひまた経験したいと思わせる女性だった

で、このアズマがリョウに対して
行っていたシーンを読む度に
あの時の快感を思い出して
勃つというよりも全身がゾクゾクした

今書いてても身体中に
快感の電気が走るような感覚になる

ぜひあなたも機会があればこの
プレイを自分のパートナーに
実践してみて欲しい

もし成功したらきっと何もかもが
女性もビビるはず。。。笑

なかなか実践できないと思うけどね

というわけでこの小説

もしあなたがエロに対して
欲望まみれでなく純粋に求める
気持ちがあるのであれば
老若男女問わず読んでみて欲しい

新たな価値観が産まれるかも・・・

自分の身体で起きる感覚を
文字で表現するっていうのは
とても意味がある行為なんだと
実感できるかもしれない

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さっき見たらどうやら
この「娼年」

2018年にR18指定で
映画化されるらしい

shonen-movie.com

主演は松坂桃李
それ以外の配役は
ほとんど知らない人ばかりだけど
すごく見てみたい

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映画娼年HPより

できれば原作同様
エロいけど美しい作品にしてほしい

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さらにどうやらこの小説
「逝年」って続編があるとのこと?

逝年 (集英社文庫)

逝年 (集英社文庫)

 

 

うーむ買っちゃおう

あなたもきれいなエロに
どっぷり浸かりましょう

んじゃまた!

 


PS
ドギツイエロ描写であれば
教団Xとかの方があった気がする

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)