くん兄のゾクゾクする日記

とにかく思いついたこと、普段言えないことを書く・・・毎日書く、そして自分の存在意義を見つけ出す

江戸時代の人にテレビを説明できるか?その1ゾクゾク

f:id:kun-ni:20180120143508j:plain

「江戸時代の人にテレビを説明してください」

あなたはタイムスリップして
江戸時代にいる

目の前には江戸に住む普通の町娘

彼女は未来から来た
あなたに興味津々

あなたが居る時代のことを
もっと知りたいと言ってきた

そのうちテレビについて話題が出てきた

彼女は聞く
「テレビってなんでしょうか?」

あなたなんと答える?


町娘と別れたあなたが
しばらく歩いていると
あなたの噂を聞きつけて
やってきた男がいる

その男の名は
「平賀源内」

そうあのエレキテルを
発明した江戸の科学者だ

あなたは快く未来の
文化について語りだす

するとまたテレビの話題になる

平賀源内は聞く
「テレビとはなんぞや?」

さて、あなたはなんと答える?



わからない人に
言葉で物事を説明するのは
実はとても大変な作業だ

本来目で見たり触れたりすることで
体験し感じるから
自分では分かっている

明確に想像することができる

だが、知らない人にとっては
見たことも聞いたこともないので
想像ができないのだ


また人の理解力は
人それぞれぜんぜん違う

なんとなく伝えれば
すぐにあー、そういうことね
と分かる人もいれば、

どんなに丁寧に説明しても
全く理解してくれしない人もいる

その人が辿ってきた
人生経験にも寄るだろうし、

そもそも相手がそのことに
興味を持っているか
どうかに寄っても変わってくる

毎日同じ説明を
繰り返しても全然伝わらない

こんな時イメージとして、、

抽象的
 ↓
たとえ話
 ↓
もうちょっと具体的
 ↓
たとえ話
 ↓
もっと具体的
 ↓
たとえ話
 ↓
 ・
 ・

と毎回たとえ話を交えながら
抽象的な話から
どんどん具体的にしていくのが

これがもっとも効率的で
わかりやすくなる伝え方だ


たとえば、
江戸の町娘にテレビを
説明するとしたら

まずは出来る限り抽象的に説明する

>抽象的1
テレビっていうのは遠くに居る人や景色などを
動く絵のように見ることができるものです

>たとえ話
たとえばいま江戸で開催している
大相撲が家に居ながら見られるとしたら
すごくないですか?

もしここでも納得しないようであれば
別の角度からたとえ話をぶつける

>たとえ話2
たとえば江戸に居ながら大阪の
今の街の風景が見えたりとか

たとえ話を何パターンか
だすことにより
人は理解してくれる

その際に相手の趣味に合わせる様な
会話が出来るとなお良い


町娘が歌舞伎が趣味だったら歌舞伎の話を
もし大阪出身だったら大阪の話を
イケメンが趣味だったらイケメンの話を
テレビに織り交ぜつつ話すと伝わりやすい

だって仮に江戸の町娘さんに
刀の話でたとえ話してもたぶん興味ないでしょ?

相手が興味を持っていることは何か?

それを見極めつつたとえ話を展開すると
より相手もより鮮明にイメージができるようになる


そして相手が納得したら
もうそれ以上の具体化は不要

深掘りしなくても良い

だって相手は納得してるんだから
ここで調子に乗って
電波がどうのとか電気がどうのとか
話したところで全くちんぷんかんぷんになる


説明は具体的に話せば話すほど
分かりにくく難しくなるから

求めてない人にそれを話しても無駄だ

たまーに家電量販店とかに行くと
興味が無いのにスマホの説明を
延々とされてウンザリすることがあるが
それと同じこと

相手に何をさせたいかにも寄るが
自分が詳しいからって
話しの引き際を見極めるようにしよう


さて、平賀源内さんへの説明については
より具体的にする必要がありそうなんだけど
ちょっと話が長くなってきたので
次回に持ち越しをしたい

というわけで次回は平賀源内先生に
テレビを説明しよう!

んじゃまた!

 
PS
なんで急にこんな話??
実は後輩に人にうまく物事を説明する方法を
教えてくださいって聞かれて。。

自分なりに整理したかったから。

気まぐれがこのブログの特徴

PS2
タイトルにゾクゾクつけるのが
だんだんきつくなってきたww