ポジショントークにゾクゾク

ポジショントークという言葉を
聞いたことがあるだろうか？

これは投資や金融関係に
携わる人たちが使う言葉で、

例えば自分が持っている株の値が
もっと上がるように仕向けるため
希望的観測で良い情報をマスに流したり

逆に欲しいと思っている株を
「株式投資は危険」などと吹聴して
値が下がったところで株を買う

投資に関する情報を客観的じゃなく
主観的な意見のもと有利に導くように
情報を流すこと

これがポジショントークです

当然あまりやり過ぎると
中学くらいに社会か公民で習ったと思うけど
風説の流布として摘発されることもあります

だからあまりおおっぴらには出来ない

でも、実情このポジショントーク合戦が
いま盛んに行われている分野がある

それが仮想通貨の世界

特にビットコインは昨年2017年1月ごろから
金額が15倍以上跳ね上がり
一時は１BTCが２００万を超えたことも

この先どうなるかわからない
この市場に対して
意見が真っ二つに分かれており

ネットニュースを見ても
「暗号通貨は危険だ！！破綻する」と叫ぶ人
「まだまだ伸びる、今がチャンスだ」と煽る人

色々な反応があり
最近はそんなニュースを見るたびに
この人はポジショントークで話しているのか
純粋に客観的な意見を言っているのか

色々と妄想しながら
考え事をするのが結構好きだ

んで、

別に俺は暗号通貨に対して
そんなにネガティブな印象はないので
買う時は買うし買わない時は買わない

もっと早く買っときゃ良かったなー
って思うときもあるけど
まぁそこに対して囚われすぎないで
なんとなく通貨の流れを見ている

だからポジショントークが
良いとか悪いとか言うわけではなく
人間てどこまでも主観的な生き物なんだなー
って思ったことを言いたかっただけ

これ金融の世界だから
浅ましいなーとか思うかもしれないけど
日常でも色んなとこでポジショントークあるから

ポジショントーク＝
自分の利のために主観的な情報を間接的にばらまくこと

と定義したら？

例えばよくある恋愛ドラマとかの
三角関係だって意中の相手を
自分に振り向かせるために
根も葉もない噂を流してライバルを蹴落とす

これもポジショントークでしょ？

投資の世界のポジショントークは
世界中の人を巻き込んで
それをやってるってこと

なんかそう思うと人間がやってることなんて
大なり小なりそんなに変わらないのかと

すげー極論を言ってしまうと
今流れている情報は絶対にどこかの誰かが
何らかの利を求めるために流しているもの

だから

その情報が自分に取って利になるかどうかを
よく考えて行動しないとなと
最近の仮想通貨騒ぎを見て思う

とはいえ情報の取捨選択は
今の社会では必須とも言えるので

誰かのポジショントークに
乗せられるのではなく
ポジショントークに
こちらから乗ってやるかという

「ポジションリスニング」

って考え方も必要かなと

どうせ世の中の情報のほとんどは
言った人の主観的な意見なんだから
それを聞く人も自分にとって利があるか
冷静に聞くってことね

それがなかなか出来ないんだけどねーｗｗ

んじゃまた！