パーソン・オブ・インタレストはずっとゾクゾクされっぱなし

パーソン・オブ・インタレストという
海外ドラマは前からたくさん見てきたが
こんなに面白いドラマは無かった！

パーソン・オブ・インタレスト <ファイナル・シーズン> コンプリート・ボックス (7枚組) [DVD]

そう思えるぐらい
のめり込んだドラマだった

キャストも全員好き

このドラマを語りだしたら
到底一記事じゃまとまらないから
とりあえず物語見て感じたことと
このブログのテーマについて

ズラ～ーっと書き連ねて見た

特にファイナルシーズンを見て
ASIって言っていたのが印象に残ってて

まずAIは今ではほとんどの人が
少しは気になっているはずの人工知能

でもこのドラマで出て来るAIは
AIすら超えたASIと言う存在

Artificial Super Inteligence
人口「超」知能ってやつ

人間すらも超えたAIのことね

このASIをドラマ内である組織が神と崇める

世の中を人が判断する世界ではなく
ASIにすべての管理を委ね
すべて合理的に物事を判断していく
そんな世界を創ろうとする

この話を聞いていた時に
一応この世界上では彼らは
悪役として描かれているんだけど
本当にこれは悪なのか？

と感じてしまった

このドラマ内でも何度か言われている通り
善や悪などという境目は
時と場合によって移り変わるもの

殺人が合法の時代もあったし
戦争が正義だと言っている国もある

これから先に人口超知能が
支配する世界になったとして
果たしてそれが本当に悪なのか？

今の時点で判断することではない

でも俺は正直言って
そんな世界もありなのかもしれない
と心が揺れるシーンが何度もあった

だって自分自身が判断するではなく
機械がもっとも合理的と思われる
判断をして人間を管理していく

毎日の辛い決断とか
人間関係の呪縛から解放されるじゃん？

もしかしたらそれが
本当に人の心の平穏をもたらすことなのかも？

すべて正しい道のりを誰かが判断してくれる
それってすごい楽だよね

そんな風に一瞬でも思ってしまった

だけどだけどそれはやっぱり怖い

自分たちが出来る自由は制限され
何もかもが誰かの判断を求めるようになり
腑抜けた脳みそになってしまう
（昔そんな漫画が永井豪の読み切りでもあったな）

誰かに管理を委ねるってのはそういうことなんだよね

でも、

今ではスマホを持っていれば
誰でも迷うことなく目的地にたどり着ける時代

一昔前ならば道に迷うことから
こんなところにこんな店があったのか？
って発見があったりしてそれはそれで楽しかった

寄り道から産まれる新たな発見

ASIであればそんな寄り道すらも
すべて予測して管理する

思わぬ発見って言葉すら
無くなってしまうそんな世の中

これは果たしてどうなんだろう？

あー考えが無限ループしそうｗｗ
だからこれ以上は一人一人が
こういうことを考えながら
機械の進歩と向かい合っていく必要があるのかも

一昔前ならそんなのSFの世界だけだよ
って言われてる世界が本当にあと一歩のところまで
来ている予感を告げているそんなことを感じた

んで、あともう一つ思ったのは

人工知能がもし俺の
人格や記憶を完璧にダウンロードして
俺の行動を完全にコピーしたら

昔で言えばキャプテンハーロックや
銀河鉄道999に出てきた
トチローみたいなイメージ
（わからないと思うけど名作だから
　映画版の銀河鉄道999を見て欲しいｗｗ）

肉体は持たないけど
精神と記憶だけがデジタルの世界に
保存されるってことね

これは俺と言えるのだろうか？？

そもそも今の世界は何が現実で
何が嘘なのかわからないし
いま自分が目の前でブログを書いていることすらも
本当のことかわからない

そんな世界の中で俺たちは
お金を稼ごうとしたり
地位や名誉を得ようとしたり
苦しんだり楽しんだり

この感情って一体何なんだろう？
今俺はここに居るという意思ってなんだろう？

デジタルの０と１の世界でも
感情と意思を表現できるんだろうか？

もし自分がバーチャルの世界に存在したら
この感情と意志はどう感じるんだろう？

存在するってなんなんだろう？

機械だから感情を持たないという
結論は出せるはずもなく
むしろ人間が持っている
感情や意思を機械が出せない道理もないのでは？

結局俺の中で満足行く答えも
出てないけどこういうもやもやを
もっともっと掘り下げたくて

自分だけの自分らしい人生って何なのか？
ってことを見つけたくて
このブログを書いてるんだろう

人として生きることの意味を
求めることがこのブログのテーマ
だってことに今気が付いた

それだけでも発見かなー
んじゃまた！

PS
個人的にファスコとショーさん、
そしてイライアスが大好きだった